弊社で肉盛り溶接を行った事例です。
さらに詳しい解説がございます。こちらのページもご参照下さい(レーザー溶接の仕上がり

傾斜ピン肉盛り

加工前
加工後

内容:射出成型金型 傾斜ピンの製品部溝0.5mm肉盛
材質:NAK80


傾斜ピンなどはロッド部があるため方向によってはレーザーが入りにくい場合があり、技術と経験が求められます。

入子形状変更

加工前
加工後

内容:射出成型金型 入子の製品リブ形状変更
材質:NAK80


レーザー溶接はワークに熱をかけにくいので、このような小さな入子でもヒケやソリが発生しにくいです。レーザー溶接は溶接後の処理が非常に簡単です。

丸ピン角出し

内容:射出成型金型 ボス形状ピン角出し
材質:SKD61


ピン関係をはじめとする丸モノの溶接は、回転させる治具次第で時間と質が大きく変わります。弊社に持ち込まれる溶接の約2,3割は丸モノです。そのために多数の治具をそろえており、仕上がりと価格には自信があります。

エジェクターピン穴角出し

※照明の関係で黄色く映っています

内容:射出成型金型 破損したエジェクターピン穴の角出し
材質:STAVAX


写真は、直径4mmのエジェクターピン穴の角と、その周辺を肉盛りしたものです。穴の内部でレーザーが反射しやすいため、角度を調整しながら作業します。強力なYAGレーザーは、反射光であっても金属を溶かすエネルギーを持っているため、その行方に絶えず注意を払います。

さらに詳しい解説は、こちらのページをご参照下さい。